担任と管理職のそれぞれのおもしろさ

自分のこと・自分の考え

今日は、自分のこととして思っていること、感じていることを

なんとなく綴る記事にいたします。

私は、担任14年間、担任外1年間、そして教務主任1年目を迎えている

教師16年目の中堅です。

職員室では専ら校長、教頭と話すことが多くなりました。

担任の先生方は、同学年同士で盛り上がっています。

こういう状況を見てふと感じるのは、

ちょっと寂しい・・・

何が寂しいのか、言語化するのがなかなか難しかったのですが、

最近整理できてきたことは2つ。


共通の子供の話に混ざれない

担任の方が圧倒的に子供のことを見ている。分かっている。

あるクラスのAという子供の話で

「算数の九九を間違えなくなってきたんだよ~」

「掃除を黙々とがんばるようになったんだ」

と盛り上がっている担任の話が聞こえてきたとしても、

私もその子供をある程度分かるのですが、

話に混ざれる気がしません。

なにせ、担任達が話しているような具体的で深い様子の話までは

できないからです。


②子供と同じ目標をもって取り組むことはもうない

ちょっと適切な表現なのか分かりませんが・・・

私は、もう子供と同じ目標に向かってがんばる機会はありません。

例えば、

「運動会、優勝するぞ~!」

「音楽会、がんばろうね!」

という声かけをする立場ではないということです。

こういう行事のときに、代わりに出るようになった言葉は、




「がんばってね!」




もはや他人事の声かけです。

自身の行事に向かう姿勢に明らかな変化を感じています。


これらの変化は劣化なのか?

もう担任のときに味わったような、教師としての醍醐味、やりがいは、

味わうことができません。

じゃあ、管理職を目指さなければ良かった?




そんなことはありません。




管理職は、違う意味で楽しいです。

まだまだその全てを経験したわけではありませんが、

教務主任1年目の途中にして、さっそくそう思っています。

何が楽しいのか?

それは、

学校を作り上げる楽しさ

学校をよりよく変える楽しさ

です。

担任より広い視野で物事を見て、改善を試みて、

それによって担任の先生方や子供のよい変化を見るのが

楽しいのです。




もしかすると、

やっていることは担任と変わらないのかもしれません。

ちょっと規模が大きくなっただけの担任、と言えば良いでしょうか。




もちろん、責任ある職です。

まだまだかじっただけのこの職。

今後はどんな魅力を見つけられるのか、それも楽しみです。




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