近年、学校の働き方改革に加えて、PTAの働き方改革の声も高まっています。
本記事では、LINE WORKSを導入することで、
学校とPTAの双方の負担軽減に成功した実践を紹介します!
従来の連携方法のデメリット
以前は、PTA役員の方がいきなり職員室を訪れ、職員に連絡事項を伝えていました。
しかし、来校による連携は学校とPTA双方にとって以下の大きなデメリットが…
学校にとって | 突然、業務が中断される |
PTAにとって | 来校や再来校の手間がかかる |
学校にとって、突然業務が中断されるデメリットがありました。
職員同士で打合せしているところを抜けなければならない…
調査ものの入力中にPCを放置しなければならない…
(時間が経つと再ログインなんてことも)
PTA役員にとっても、わざわざ来校しければならないデメリットがありました。
しかも、連絡する相手が不在の場合は泣く泣く出直すハメに…
保護者だって仕事も家庭もありますから、そう簡単に再来校できません。
PTAは学校教育を支援する組織であるはずですが、
学校に負担をかける側面が生じてしまっていたのです。
LINE WORKSで連携が楽に!
そこで、学校とPTA双方の連携の負担軽減のために、
LINE WORKSを導入することにしました!
数ある共有ツールの中で、
本校がLINE WORKSを導入したのは以下の理由です。
①互いのLINEアカウントがバレない! |
②LINEの使い勝手と同じ! |
③高いセキュリティ! |
他にも、
○PCにもアプリをインストールできる!
○無料プランで利用できる!(有料プランも有り)
○誰が既読になったかが分かる!
などの便利機能が満載です。
メリット①互いのLINEアカウントがバレない!
多くの職員や保護者がLINEを利用しています。
学校とPTAとで楽に連携したいけれど、もしLINEでつながってしまったら、
プライベートでもつながってしまう恐れがありますよね。
それは互いにとって絶対避けたい!
LINE WORKSは、LINEとは別にアカウントを作成することができるので、
職員と保護者のLINEが
公私混同することがありません。
このように、公私の”線引き”をできることがメリットと考えました。
メリット②LINEの使い勝手と同じ
PTA本部はもともとLINEで連携していたらしいです。
なので、全く新しいツールを導入してしまうと、
その使い方に慣れるまでが負担になってしまう…。
なので、使い勝手が大きく変わるツールは導入したくない。
その点、LINE WORKSはLINEの使い勝手と同じです。
このように、慣れを要しないで導入できることがメリットと考えました。
メリット③高いセキュリティ
学校とPTAのやり取りの情報が万が一外部にもれることが心配でした。
しかし、LINE WORKSは、
国際認証規格ISO27001、27017、27018、SOC2/3を取得しているんです!
これは、文科省が指定している規格です。
つまり、文科省がしているセキュリティを満たしているんです。
【参照】教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン(令和3年5月 文部科学省)
導入した効果
LINE WORKSを導入したら、即効果が表れました。効果は主に以下の通り!
学校にとって | 不意の業務中断が激減! |
PTAにとって | 来校の数が激減! |
①学校にとって、不意の業務中断が激減!
LINE WORKSにより事前にアポをとることで、
学校側もPTA側も計画的に業務を進めることができるようになりました!
②PTAにとって、来校の数が激減!
LINE WORKSにより連絡が完了するので、
PTAがわざわざ来校する必要がなくなりました!
LINE WORKS運用の注意点
LINE WORKSを導入して、学校もPTAも負担軽減になったのは確かですが、
使い方を間違えると、逆に円滑な連携を乱してしまう恐れがあります。
本校が気をつけた点は、
来校や電話との使い分け
事務的な連絡内容はLINE WORKSで無難に完了します。
ただ、細かなニュアンスまで伝える必要がある場合などは、
来校や電話で話すようにしました。
そして、来校や電話での内容を要約してLINE WORKSに投稿しました。
こうすることで、連絡の履歴としてもLINE WORKSが大活躍!
いかがでしたか?
具体的な機能などは公式ページなどを御参照ください。
LINEの使い勝手で気軽に使え、公私を分けセキュリティの高いLINE WORKS。
PTAとの連携に関する負担軽減のために、是非御検討ください。
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